盲導犬との体験をモチーフにした絵本を出版し、盲導犬への理解を訴えている浅野麻里さんを紹介します。

 浅野さんは、画家の両親の元、岡山に生まれます。桑沢デザイン研究所卒業後、久保田一竹氏に友禅染、山岡古都氏に草木染めを学びますが、染色業が不可能となり、新たな世界へ。
 絵本“もうどうけんふりふりとまり”を出版され、視覚障がい者の社会参加と盲導犬への理解と共に、命の大切さを語りつづけています。
 また、障害があっても可能性に挑戦し、バリアフリーダイビングで他の障害者の方たちと楽しんでいます。

 進行性の視覚障害を抱えながらも相棒の盲導犬「フリル」との出会いを通して絶望を乗り越えたという浅野さんは、「どんな境遇でも諦めず、一歩を踏み出せば何でもできる」と人生の素晴らしさを伝えています。
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